AASA(apple-app-site-association)ファイルとは?
AASAファイルが必要な機能
AASA(apple-app-site-association)ファイルは、iOSアプリとWebドメインを関連付けるための設定ファイルで、主に次の3つの機能で利用されます。
- Universal Links
特定のURLをタップしたときに、対応するiOSアプリを直接起動し、未インストールの場合はWebページへフォールバックする仕組み。 - App Clips
対象ドメインとApp Clipを関連付けることで、Webやリンク、コード読み取りなどから、アプリ本体ではなく軽量なApp Clipを起動できる仕組み。 - Password AutoFill(Web Credentials)
対象ドメインとアプリを関連付けることで、iOSの「パスワードの自動入力」をアプリ内ログイン画面でも利用できるようにする仕組み。
AASAファイルを利用した機能を実現するために必要なこと
AASA(apple-app-site-association)ファイルは"https://ドメイン名/.well-known/apple-app-site-association" という固定のパスで公開する必要があります。つまり、アプリ固有のドメインが必要ですし、上記のパスにファイルを作成できる必要があります。手軽にWebページを公開できるサービスで、このファイルを公開できるものはありません。 このため、自分でWebサーバの構築を行い、独自ドメインを購入して割り当てる必要があります。この環境を準備するためには、お金も手間もかなりかかります。
Launchfy.support を用いたAASAファイルの公開方法
準備がかなり大変なAASAファイルですが、Launchfy.support があればインフラ構築は一瞬で完了します!
- 「ドメイン・言語設定」画面でホスティングを有効化する。
まだの方は有効化してください。 - 「AASAファイルの公開」メニューを開きAASAファイルの有効化にチェックを入れる
- apple-app-site-associationファイルの内容を記述し保存する
これだけです。その後、XCodeでLaunchfy.supportのドメインと関連付ければ完了です。 XCodeの設定でAssociated Domainsを有効化し、ドメイン設定欄に下記を設定します。
- ユニバーサルリンク:applinks:{あなたが決めたサブドメイン}.launchfy.site
- App Clips:appclips:{あなたが決めたサブドメイン}.launchfy.site
- Password Autofill:webcredentials:{あなたが決めたサブドメイン}.launchfy.site
を設定してください。
これだけで動作します!!!
環境構築に時間を使うのはもったいない!
実は、AASAファイルを公開するというだけでも、コンテンツタイプを適切に設定する必要があったり、きちんと調べて仕様どおりに対応しないと動かないのです。が、ここにいくら時間をかけても、あなたのアプリの機能は一つも増えません。
アプリの仕様に関係ないところに時間を使うのはナンセンスです。
そういう作業はLaunchfy.supportに任せて、アプリの機能開発にかける時間を増やしましょう!